Last Update : 2003/11/19
「EX-Z4」 VS 「Optio S4」:ボディデザイン比較
<ボディ前面> 「Optio S4」の大きさは、幅8.3cm×高さ5.2cm×奥行2cm。 名刺よりも一回り小さく、実際に手に持つと驚くほどコンパクトです。 本体のみの重さは98g。バッテリーや記録メディアを含めた、撮影時の重さは実測で116gです。 大体、携帯電話と同じくらいの重さですね。 対する「EX-Z4」の大きさは、幅8.7cm×高さ5.7cm×奥行2.31cm。 さすがに「Optio S4」と比較すると大きく見えますが、名刺とほぼ同じ大きさで、400万画素ズーム機の中でもトップクラスの小ささです。 本体のみの重さは129g。撮影時の重さは実測で148gです。 どちらも超コンパクト機のため、ホールド性が気になる人もいるかもしれませんが、 「EX-Z4」には前面左側にグリップが付いているため、前面のホールド性はなかなか良好です。(背面のホールド性については、ボディ背面を参照)。 「Optio S4」にはグリップはありませんが、ボディ前・背面にスピンドル加工が施されているので、 手が滑りにくく、思ったよりもしっかりとホールドできます。 レンズ、光学ファインダー、ストロボ発光部、ストラップ取り付け部は、ほぼ同じ位置。 音声を拾うマイクは、「Optio S4」がレンズ左下、「EX-Z4」はレンズ左横に付いています。 セルフタイマーランプは「Optio S4」がストロボ発光部の左側、「EX-Z4」は右側にあります。 あと「Optio S4」には、オプションで用意されているリモコンの受光部が左上に設けられています。 <ボディ背面> 背面部は大きく異なります。一番目に付くのが液晶モニターですね。 画素数は同じ8.4万画素ですが、大きさは「Optio S4」の1.6インチに対し、「EX-Z4」は2.0インチもあります。 「2.0÷1.6=1.25だから、大きさは1.25倍しか違わないんじゃない?」と思う人もいるかもしれませんが、 CCDや液晶の大きさを表す「〜インチ」という単位は、縦や横の長さではなく「対角線」の長さのことなんです。 よって、大きさの違いは理論値で「1.25×1.25=1.5625」。約1.6倍もあるわけですね(左の画像は比較イメージ)。 「Optio S4」には右手親指を置くためのくぼみが設けられているので、ボディ背面もしっかりホールドできます。 一方、「EX-Z4」は大型液晶モニターによって、操作ボタン類がボディ右側に追いやられている格好になっています。 そのため、右手親指を置くちょうど良いスペースがありません。 モードスイッチのすぐ下側なら液晶部の出っ張りがあるため、がっしりホールドできますが、 液晶モニターの右上を指で覆ってしまうことになります。 ズームレバーの右下はツルツルなので、ストラップをしていないと、指が滑ってカメラを落としてしまう可能性もあります。 撮影モードと再生モードの切り替え方法は、「EX-Z4」がボディ上部のモードスイッチによる機械式、「Optio S4」は再生ボタンによる電子式です。 十字キーと決定ボタンは「EX-Z4」が独立型、「Optio S4」は一体型になっています。 これらの違いは操作性に大きな影響を与えています。詳しくはまた後述。 メニューを呼び出すメニューボタンは、「EX-Z4」が十字キーの上部、「Optio S4」は背面左下に付いています。 液晶モニターの表示を切り替えるDISPLAYボタンは、「EX-Z4」が十字キーの下部、「Optio S4」はメニューボタンの右にあります。 スピーカーは、「EX-Z4」が液晶モニターの左側、「Optio S4」は十字キーの下部に位置しています。 「EX-Z4」では、フォーカス切替(再生時:アルバム作成)とストロボ切替(再生時:画像削除)が十字キーの上下に割り当てられていますが、 「Optio S4」には、フォーカス切替(再生時:画像プロテクト)とストロボ切替(再生時:画像削除)が単独のボタンとして用意されています。 そのため十字キーの上下で、セルフタイマー切替(再生時:DPOF設定)と撮影モード切替(再生時:画像回転など)が可能です。 メニューを呼び出さなくても、手早く設定を変更できるわけですね。 両機種とも、十字キーの左右はキーカスタマイズ可能です。 「EX-Z4」は5項目の中から1つだけ、「Optio S4」は12項目中から1つだけ機能を設定できます。 こちらもメニューに入ることなく、スムーズに設定を変更できます。 「EX-Z4」:撮影モード、露出補正、ホワイトバランス、ISO感度、セルフタイマー 「Optio S4」:記録サイズ、画質、ホワイトバランス、AFエリア、測光方式、感度、クイックビュー、早送り動画、シャープネス、彩度、コントラスト、露出補正 <ボディ上部> 薄さは、カタログ値で「Optio S4」が2cm、「EX-Z4」は2.31cm。 しかし「EX-Z4」はグリップや液晶部分が出っ張っているため、この値になっています。 本体自体の薄さは約2cmほどなので、ご覧の通り、それほど違いは感じられません。 電源スイッチとシャッターボタンの位置は逆になっています。 「Optio S4」の電源スイッチは右側、シャッターボタンは左側。 「EX-Z4」の電源スイッチは左側、シャッターボタンは右側に付いています。 これらの違いはまた後述。 <ボディ下部> 両機種ともコンパクト機ながら三脚穴を装備しています。でも、それぞれ一長一短があります。 まず、「Optio S4」の三脚穴はボディ中心部に位置していて安定性は高いんですが、材質は残念ながらプラスチック製。 夜景撮影などで三脚を多用する人は、強度に不安を覚えるかもしれません。 一方、「EX-Z4」の三脚穴は金属製。強度は万全ですが、 ボディ中心部にクレードルの接続端子があるため、三脚穴は左端にあります。 小型の三脚を使用する場合、取り付け向きに気を付けないと三脚ごと倒れる恐れがあります (参考資料:倒れない三脚の取り付け方!)。 バッテリーや記録メディアの収納部は、共に右側にあります。 バッテリーカバーの作りは「EX-Z4」の方がしっかりしています。 「Optio S4」はヒンジ部が金属製ではなくゴム製なので、耐久性に少し不安があります。 ちなみに「Optio S4」のボディ右側面にあるPC/AV端子とDC入力端子のカバーもゴム製です。 別売のACアダプタを接続するDC入力端子はともかく、 PC転送時にUSBケーブルを接続するPC/AV端子は、カードリーダーを持っていない人は、よく使用するはずです。 さらに、バッテリーはカメラ本体から取り外さないと充電できない仕様になっているため、 バッテリーカバーはもっと頻繁に開け閉めすることになるでしょう。 次期モデルでは何とか改善してほしいと感じました。
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